園について ABOUT
自然界に無駄なものはありません。
それぞれ、さまざまな特徴があり助け合い、補いあって調和します。
園庭には様々な自然物が生きていてそれぞれがイキイキと調和しています。
木々や植物などの自然は季節の移り変わりのなかで
誰に褒められることも期待せず、時がきたら芽吹き花を咲かせ
香りを放ち、生き物が集います。
そんな自然のイトナミに抱かれて伸び伸びと〝遊ぶ〟子どもたち。
自然は生涯の先生です。
〇〇遊びは、大人のモノサシです。
私が〝遊ぶ〟は教えられません。
主体的に「遊ぶ」環境を保育者や大人が支えることで
無意識な学びを得ていきます。
こども園はそんな「遊ぶ」を縁ある友達という存在とともに
心を揺り動かしながら経験する場所です。
その学びは小学校以降の学びを支える基礎となりますが
それよりも、20年、30年先の未来の
人生を支える感性となり記憶となります。
みんななかよく!とは
人や自然と関係を深めることです。
園生活のなかで共に生きていくことを、考えるということです。
私のさまざまな体験の中から私の心が揺れ動き、私自身が考えます。
寄り添うことはできても、代わることのできない経験(命)です。
簡単には教え込むことのできないことを子ども達は日々経験し
心を動かし考える中で人と人の間で生きていく
人間の基礎を学びます。
誓願
しあわせな人生を送って欲しい
私たちの願いはただただそれだけ。
しあわせな人生の素は敬意の心
3つの敬意の心のタネを撒きたい
かけがえのない命を大切にする心 命への敬意
自分や他者、先人の命への敬意です
私達の命には、それぞれの役割があります
そして、全ての役割に共通しているのは
より良い未来を、次の世代へ手渡すということです
それは 終わりの有る命(時間)の
尊さや儚さを知ることから始まります
命という時間をいかに使うのか
一生懸命に…そして夢中に…
そんなタネを撒ける大人でありたい
お互いが思いやり助け合う心 仲間への敬意
気持ちの良い挨拶や会釈
清潔な身なり、ゴミが落ちていたら拾うこと
棚の上が乱れていたら整理整頓をすること
使ったものは必ずもとの場所に戻すこと・・・
誰かを想う心が感じられる空間
それは、誰かの悲しみを
想像することから始まります
見えない想いや声が感じられる空間
そんなタネを撒ける空間でありたい
みんなのしあわせを願う心 公に対する敬意
自利利他円満→自未得度先度他
(自ら未だ度らざる先に他を度す)
みんなのしあわせを願う社会の中に
本当の個のしあわせが存在します
他者の悲しみに寄り添うこと
他者の喜びを自分の喜びにすること
その始まりは
穏やかであたたかい家庭にあります
そんなしあわせを感じる園でありたい